どうするバルサDF陣… ユムティティ離脱による他のオプションとは? - サッカー魂
どうするバルサDF陣… ユムティティ離脱による他のオプションとは?
どうするバルサDF陣… ユムティティ離脱による他のオプションとは? 2017/12/4(月) 16:09配信
今季の快進撃を後ろから支えているユムティティ 〔写真:SPORT〕 先週土曜日のセルタ戦で負傷したサミュエル・ユムティティ。今シーズンのFCバルセロナの堅守を支えていたフランス代表CBの2か月間の離脱は、エルネスト・バルベルデ監督の頭を悩ませるだろう。ユムティティを欠くバルサは、守備において効果的な解決策を見出さなければならない。
ユムティティの離脱をポジティブな要素として捉えられるのならば、2月に行われるチャンピオンズリーグ(CL)の決勝ラウンド16には間に合うだろうということだ。とはいえ、バルサはユムティティ抜きで国王杯の試合全てとリーグ戦8試合を戦わなければならない。また今月23日はサンティアゴ・ベルナベウでのクラシコ、そして来年2月4日にはエスパニョールとのバルセロナ・ダービーも控えている。
このような状況の中、クラブには4つの効果的な解決策が考えられる。
そしてこの解決策は全て共存することができる。
1.フェルメーレンを信頼する
これは短期的に見れば最も可能性のある選択肢に違いない。フェルメーレンは現在のバルベルデ政権において、ジェラール・ピケとコンビを組むことが出来る唯一のCBだろう。エストレマドゥーラ出身の監督は公に対し常にフェルメーレンを擁護してきた。しかし、バルサの戦術において、彼が第4CBであることは明らかである。
実際、フェルメーレンは11月中旬まで一度も表舞台に立てなかった。しかし、ハビエル・マスチェラーノの怪我、ピケの累積警告による出場停止により、試合に出場する機会を得るようになる。つまりこのベルギー人はバルベルデが課したテストに合格したのだ。それにも関わらず未だにフィジカル面で問題があるなどの懐疑の声が多く存在する。
2.マスチェラーノの回復を待つ
このアルゼンチン代表のヘフェシート(小さなボス)は、11月中旬の国際親善試合ナイジェリア戦で右ハムストリングを負傷した。回復には約4週間かかるとみられているが、ただクラシコの前には戦線復帰すると予想されている。
マスチェラーノのケースは特殊である。ユムティティが負傷する以前から、マスチェラーノはW杯に向けて継続的な出場機会を得るために、来年1月に退団を希望する旨を既にクラブに伝えている。しかし、彼のクラブに対する献身性は疑いようもなく、また状況が一変したら彼の決断も変化するかもしれない。
3.ダビド・コスタスを昇格させる
バルサBで活躍する22歳CBはバルベルデ監督が好むタイプの選手の1人だ。実際、セルタのカンテラ出身のコスタスは既にバルサAに招集された経験があり、先日の国王杯ムルシア戦でトップチームデビューを果たしている。
今夏、セルタから今季終了後買取条項付きのローン移籍でやってきたコスタス。彼はバルサがCBに求めているプレイをいち早くこなし、見事にバルサスタイルにフィットしている。ただ彼はまだ若く、経験値に乏しく、CLでプレイすることは不可能である。
4.冬の移籍市場で補強する
バルサは既にパルメイラスのコロンビア人CBジェリー・ミナの加入が内定している。クラブの意図としては、W杯後に正式なサインをするということであった。しかしユムティティの離脱により、クラブのプランは一変し、ミナを予定より早くバルセロナに迎えるかもしれない。
そしてクラブはレアル・ソシエダのCBイニゴ・マルティネスに接触しているようだ。しかし彼の移籍金は3,200万ユーロ(約42.6億円)と高額であり、ソシエダ側も移籍を容認するつもりは一切ない模様である。さらに、アヤックスの若手CBマタイス・デ・リフトにも注目している。クラブはデ・リフトに強い関心を抱いているが、まだ18歳ということもあり即戦力というより育成枠としての獲得と考えられる。
(文:SPORT) SPORT.es
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