【甲府】アウェーで大宮とドロー 残留の望みつないだ - サッカー魂
【甲府】アウェーで大宮とドロー 残留の望みつないだ
【甲府】アウェーで大宮とドロー 残留の望みつないだ 11/27(月) 8:03配信
最終節にJ1残留の望みつないだ甲府 ◆明治安田生命J1リーグ 第33節 大宮0―0甲府(26日・NACK5スタジアム)
ヴァンフォーレ甲府は、アウェーで大宮と0―0で引き分け、J1残留の望みを最終節のホーム・仙台戦(12月2日)につないだ。勝ち点1ではJ2降格の可能性もあったが、勝ち点3差だった清水が新潟に2―3で逆転負けを喫したため、今節での降格を免れた。大宮のJ2降格と広島のJ1残留が決定。16位・甲府と15位・清水が、残留の残り“1枠”を争うこととなった。
試合終了後、静寂の中で祈るような表情を見せていた甲府サポーターたちが、「新潟が勝ったぞ!」と声を上げた。
甲府は前節、最下位の新潟に敗れ、J1残留圏の15位からJ2降格圏の16位に後退した。大宮戦で引き分け以下の場合、勝ち点2差だった広島と同3差だった清水の結果次第では、1試合を残し、J2降格の可能性もあった。他会場の途中経過は逐一、確認していたという吉田達磨監督(43)。引き分けに終わったが、「力を発揮してくれた」と選手たちをたたえた。
昨季途中まで監督を務めていた古巣・新潟からの“援護射撃”もあった。18日の新潟戦後から「昨日(25日)まで、新潟(スタッフ)の面々から『必ず勝つから』と言ってもらっていた。メッセージや電話をすごくもらった」と明かした。かつての仲間たちは清水に0―2から3―2と逆転勝ち。清水が勝っていれば降格が決まっていただけに、「彼らが僕たちの命を延ばしてくれた」と話した。
大宮戦には約1900人の甲府サポーターが集結。また、今季アウェーでは初となる、ベンチ外メンバーの現地入り、さらに新潟戦に続き、多くのクラブスタッフも駆けつけ、一丸となって戦った。
この日、大宮のJ2降格と、F東京に勝った広島のJ1残留が決定。甲府が残り1つとなった残留枠を手にするためには、最終節で仙台に勝つことが絶対条件となる。その上で、勝ち点31の清水が神戸に引き分け以下なら5年連続のJ1残留が決まる。5バックの中央と中盤の底でプレーしたMF新井涼平(27)は、「泣いても笑ってもあと1試合。勝って終わりたい」。ホームでのラストゲーム。やるべきことはシンプルだ。(古川 浩司)
<画像検索>
1.ニュース一覧へ
0.サッカー魂TOP
Copyright(C) サッカー魂 soccer-soul.net 2012 All Rights Reserved