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【甲府】J1残留へ入念セットプレー練習70分 全体練習の大半使う
【甲府】J1残留へ入念セットプレー練習70分 全体練習の大半使う 11/25(土) 7:23配信
左足に期待がかかる甲府の高野 J1で16位のヴァンフォーレ甲府は24日、山梨県内で今季最長級となる約70分間のセットプレー練習を行い、17位の大宮戦(26日・NACK)へ備えた。
残りは2試合。16位以下はJ2自動降格となるが、甲府が大宮に勝てば今節での降格はなくなり、J1残留争いは最終節まで持ち越しとなる。逆に引き分け以下の場合、勝ち点3差の14位・清水と同2差の15位・広島の結果次第で、1試合を残してJ2降格となる。ここ最近、キッカーを務めている左利きDF高野遼(23)は「大事な一戦。セットプレーが試合を左右することは分かっている」と集中力を高めた。
クラブ関係者も「今季、一番長かったかもしれない」と話すなど、約1時間45分の全体練習の大半を使い、攻守におけるセットプレーを入念にチェックした。
吉田達磨監督(43)は「セットプレーは、僕らも苦しんできた」と説明。この日のミーティングでは、19日のJ2最終節で、千葉が横浜C戦で後半ロスタイムにCKから決勝点を決め、J1昇格プレーオフ出場権を手にしたことなどを引き合いに出し、選手たちにもその重要性を伝えた。
今季はここまで公式記録上、セットプレーからの得点は5(PK2、全体22)で、失点は14(PK2、スローイン1、全体39)。指揮官は「(得点は)少な過ぎるし、取られ過ぎ」と現順位の原因にも挙げた。
今夏、J1横浜Mから期限付き移籍した高野は「頑張りたい。甲府への思いはもちろんある」と必勝を誓った。J1残留へ崖っ縁同士の対決。勝ち点3へ、一回一回のセットプレーに魂を込める。(古川 浩司)
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