【札幌】小野、16年ぶりJ1残留は勝ってつかむ 勝ち点7差でも「まだ危ない」 - サッカー魂

【札幌】小野、16年ぶりJ1残留は勝ってつかむ 勝ち点7差でも「まだ危ない」

【札幌】小野、16年ぶりJ1残留は勝ってつかむ 勝ち点7差でも「まだ危ない」 11/17(金) 7:05配信 スポーツ報知 【札幌】小野、16年ぶりJ1残留は勝ってつかむ 勝ち点7差でも「まだ危ない」 パスを出す小野(右は眼帯を右目に着用して練習を見守る四方田監督)  北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二(38)が、古巣を討って、16年ぶりJ1残留をつかむ。札幌は16日、アウェー・清水戦(18日)に向け、宮の沢で練習を行い、その後、“決戦”の地・静岡に移動した。メンバー入りした小野にとって、清水は2010年から12年途中まで所属し、高校時代を過ごした場所を本拠とするチーム。思い出多き場所で、勝てば残留が無条件で決まる一戦を迎えることになるが、私的感情は捨てて、勝ち点3だけを狙ってピッチに立つ。

 明日の目標達成しか、頭にはなかった。小野は、清水戦で一気に2001年以来のJ1残留を決めると誓った。「ここで決まってくれるのが一番だから。勝てるように、みんなでしっかりやりたい」

 危機感があるからこそ、早期の決着を小野は望んでいる。残り3試合で16位・広島とは勝ち点差7。絶対的優位な立場にいるが「安心どころか、まだまだ危ない状況だと思っている。流れは1試合で変わることだってあるんだから」と気を引き締めた。

 J2の昨季は、10月中にJ1昇格のチャンスがありながら2連敗など足踏み。決定は最終戦まで延びた。13位の札幌に対し、相手の清水も14位と、互いに残留争いのまっただ中にいる状況下での、敵地での戦いは決して優位とは言えない。小野は「相手も崖っぷちにいる。まずは早い時間に点を取って、自分たちのリズムでいければ」と先手必勝で吉報を手にする。

 清水商高(現・清水桜が丘高)時代に3年を過ごし、プロ入り後も2010年から12年途中まで暮らした清水での戦い。小野自身、「思い入れはある」と言う場所だが、ピッチに私的な感情は持ち込まない。「相手がどこであるかは今の自分には関係ないし、やるべきことに変わりはない。いい準備をして臨むだけ」と平常心を強調した。

 悪天候で練習に支障をきたす可能性も考慮して、チームは1か月以上も前に、1日前倒しして札幌を出発することを決めた。17日の最終調整を行うのは静岡県内。最高の状態を築くために絶好と言える場で、小野が戦闘態勢を整える。(砂田 秀人)

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