J最年少ゴールの久保建英 プロ転向はいつ? - サッカー魂

J最年少ゴールの久保建英 プロ転向はいつ?

J最年少ゴールの久保建英 プロ転向はいつ? 東スポWeb 4/17(月) 16:45配信 ツイートシェアする J最年少ゴールの久保建英 プロ転向はいつ? J3では活躍する久保。末恐ろしい大器だ “天才少年”の今後はどうなるか。J3のFC東京U―23に所属するFW久保建英が、15日のC大阪U―23戦で待望のJリーグ初ゴールを決めた。東京V時代のFW森本貴幸(28=川崎)が打ち立てた15歳11か月28日の最年少得点記録を抜き、15歳10か月11日で快挙達成。日本サッカー界の至宝は急成長を続けているが、気になるプロ転向についてFC東京の見解は――。

 久保が待望のJリーグ初ゴールを挙げた。10歳でスペイン1部リーグの名門バルセロナに入団し、世界中の有望株が集まる下部組織の中でも、抜群の得点力を発揮した逸材。しかも2020年東京五輪のエース候補とあって、この快挙は各メディアで大きく報道され、関心度の高さをうかがわせた。

 今後はJ3だけではなくトップチームの一員として、ルヴァンカップでの起用も検討中で“J1デビュー”も時間の問題だろう。さらに史上初めて中学生ながら“飛び級”で選出されたU―20日本代表として同W杯(5月、韓国)への参戦も確実視されている。久保に関する話題には事欠かないが、現時点での注目はプロ契約だ。

 Jリーグでは満16歳でプロ契約を結ぶことが可能。中学生でJデビューした森本も16歳の誕生日(04年5月7日)に東京Vと契約を締結した。他にも高校卒業前にプロ契約した例では、C大阪と16歳で契約したFW柿谷曜一朗(27)や、同クラブと17歳で契約したMF香川真司(28=ドルトムント)と、そうそうたるメンバーがいる。

 久保は6月4日に16歳の誕生日を迎える。プロ契約の解禁日が迫ってきたが、FC東京の大金直樹社長(50)は本紙の取材に「今のところプロ契約は考えていない。クラブとしては、彼が伸び伸びとプレーできる環境を整えていくことを最優先に考えている」と説明。高校生とプロ契約し、重い責任を背負わせるよりも、今後の成長のためにプレーに集中させたいという考えだ。

 もちろん、古巣のバルセロナが絡む事情もある。久保の才能を高く評価するバルセロナは、日本サッカー協会幹部にも再獲得の意思を示すなど復帰の準備を進める。久保は1月にオフを利用しバルセロナで練習に参加しており、両者は相思相愛。国際移籍が可能な満18歳を迎える19年6月の復帰が既定路線で、FC東京の意向だけでプロ契約を結べる状況にはないのが実情だ。

 久保はJ初ゴールについて「思いきりの良さも自分の特長。狙ってみようと振り抜いた。(記録は)大して気にしていない。ゴールを届けられてよかった」とコメントした。今後も注目度は増すばかりだが、当面の間は“ノンプロ”として、Jの舞台で活躍することになりそうだ。

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