3位名古屋が“下剋上”許さず1年でJ1復帰! 4位福岡との昇格PO決勝、0-0で“逃げきる” - サッカー魂
3位名古屋が“下剋上”許さず1年でJ1復帰! 4位福岡との昇格PO決勝、0-0で“逃げきる”
3位名古屋が“下剋上”許さず1年でJ1復帰! 4位福岡との昇格PO決勝、0-0で“逃げきる” 2017/12/3(日) 17:55配信
名古屋がJ1昇格を決めた【写真:Getty Images】 本拠地での一戦で守備陣奮闘、大会規定により引き分けでJ1昇格を決める J2リーグ3位の名古屋グランパスと4位アビスパ福岡が激突したJ1昇格プレーオフ決勝が3日、豊田スタジアムで開催され、両者とも決定機を決めきれずに0-0のドロー。大会規定により、リーグ戦上位の名古屋が1年でのJ1復帰を決めた。
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昇格プレーオフ準決勝では名古屋が6位ジェフユナイテッド千葉に4-2、福岡が5位東京ヴェルディに1-0で勝利し、決勝に進出。名古屋の本拠地で行われた最終決戦は、勝利が必要な福岡が序盤から積極的に攻勢を仕掛けたが、決定的な場面を作れないなか、先にホームチームがスタジアムを沸かせる。
前半13分、CKからMF田口泰士がヘディングで合わせてゴールネットを揺らしたが、FWシモビッチのファウルを取られてノーゴールとなった。
するとその6分後、福岡に決定機を許す。MF山瀬功治の強烈なミドルシュートがクロスバーを直撃、跳ね返りをFW仲川輝人に狙われたがGK武田洋平がセーブして事なきを得る。
その後は徐々に名古屋がペースをつかみ、同35分にDF青木亮太、同40分には田口、さらに2分後にはMF和泉竜司がドリブルから右足シュートを放つが得点は生まれず、0-0のままハーフタイムを迎えた。 風間体制1年目で苦しみながらも目標達成 後半も名古屋ペースで試合は進んだが、後半13分、ゲームを大きく左右するワンシーンが生まれる。福岡のDF駒野友一が右サイドからピンポイントクロスを供給。これをFWウェリントンが完璧なヘディングシュートでゴールに叩き込むが、オフサイドの判定。スロー映像では微妙な判定だったが、ホームの名古屋は肝を冷やした。
このシーンを境に両者が攻め合う形が増えていくが、依然として決定機を迎えるのはホームの名古屋だった。同31分には青木が決定的なシュートを放つが、これは福岡のDF堤俊輔がブロック。さらに同39分、左サイドを抜けた途中出場のFW玉田圭司が渾身のシュートを放つが、これもGK杉山力裕に防がれ得点を奪えない。
最後まで決め手を欠いたものの、守備陣が集中力を切らさず、終盤の福岡の猛攻も凌いで試合はこのまま0-0のドロー。大会規定により、リーグ戦上位の3位名古屋の1年でのJ1昇格が決まった。昨季までJ1川崎フロンターレを率いた風間八宏監督は、苦しみながらも就任1年目での目標を達成した。一方の福岡も1年でのJ1復帰を狙ったが一歩及ばず、来季もJ2リーグで戦うことになった。 フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
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