日本代表の強化にも深刻な影響。 UEFAネーションズリーグの実態 - サッカー魂

日本代表の強化にも深刻な影響。 UEFAネーションズリーグの実態

日本代表の強化にも深刻な影響。 UEFAネーションズリーグの実態 11/30(木) 19:01配信 footballista 日本代表の強化にも深刻な影響。 UEFAネーションズリーグの実態 Photo: Getty Images 9月20日、UEFAが2018年9月からスタートする代表レベルの新コンペティション「UEFAネーションズリーグ」(以下UNLと略記)のレギュレーションを最終決定し、公表した。UEFA加盟55カ国を代表チームランキングに従ってA〜Dの4部に分けて行うリーグ戦だ。


文 片野道郎


 UNLは国際レベルのビッグトーナメント(EUROとW杯)が開催されない西暦奇数年に、従来は国際親善試合に使われていたマッチデー枠のほとんどを置き換える形で行われる。

 リーグA、Bはそれぞれ12チーム(3チーム×4グループ)、リーグCが15チーム(同3×1、4×3)、リーグDが16チーム(同4×4)で構成される。各グループ内でホーム&アウェイのリーグ戦を戦い、その最下位チームは1つ下のリーグのグループ首位チームと入れ替わる形で昇降格するという仕組みだ。最上位に位置するリーグAのグループ勝者4チームは、トーナメント方式のファイナルラウンド(準決勝、決勝)を戦い、大会の勝者が決まる。

 第1回はロシアW杯直後の18-19シーズン。18年9月、10月、11月の国際Aマッチウィーク(計6マッチデー)にホーム&アウェイのグループステージ、シーズン終了後の19年6月にファイナルラウンドが行われるというスケジュールだ。

 2020年6月に行われるEUROの予選は、UNLのグループステージ終了後の19年3月にスタートし、同年6月、そして19-20シーズンとなる19年9、10、11月の国際Aマッチウィーク(計10マッチデー)を使って集中的に行われる。EURO本大会を控えた20年3月(2マッチデー)だけは、その準備のための国際親善試合に割り当てられている。

 これまで、UEFAの代表チームのアクティビティは、偶数年に隔年開催されるビッグトーナメント(EUROとW杯)を節目として、その間の2年間に設定された計9回のAマッチウィーク(18マッチデー枠)に10試合前後の予選を分散的にはめ込み、その隙間に空いた8つのマッチデー枠は各国協会が独自にマッチメイクした親善試合に充てるという形になっていた。18-19シーズン以降は、この2年間の前半をUNL、後半をEURO/W杯予選に充てて、18マッチデー中16マッチデーが「公式戦」によって埋まることになる。 次ページは:UEFA加盟国はいいこと尽くめ 前へ1234次へ 1/4ページ

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