J1昇格プレーオフ準決勝激闘史。「生き残り」かける90分。歴史になった「山の神」降臨【編集部フォーカス】 - サッカー魂

J1昇格プレーオフ準決勝激闘史。「生き残り」かける90分。歴史になった「山の神」降臨【編集部フォーカス】

J1昇格プレーオフ準決勝激闘史。「生き残り」かける90分。歴史になった「山の神」降臨【編集部フォーカス】 2017/11/26(日) 9:00配信 フットボールチャンネル 42節のリーグ戦が終了し、プレーオフを残すのみとなったJ1昇格争い。11月26日の準決勝と12月3日の決勝を経て、残る1枠に滑り込むのはどのクラブになるだろうか。引き分けの場合は年間順位で上位につけたクラブが勝ち進むというレギュレーションで行われるこの大会では、これまで数多くのドラマが生まれてきた。今回は、これまでのプレーオフ準決勝で繰り広げられてきた激戦を振り返る。

【Jリーグ】登録選手・加盟クラブが支払った仲介人報酬ランキング J1昇格プレーオフ準決勝激闘史。「生き残り」かける90分。歴史になった「山の神」降臨【編集部フォーカス】 FWとしてゴールを奪った米倉恒貴【写真:Getty Images】 2012年。デカモリシの大爆発、FW米倉恒貴の躍動【京都サンガF.C.(3位) 0-4 大分トリニータ(6位)】

【得点者】
[大分]
森島康仁(17分、33分、61分、90分)

 3位・京都サンガF.C.と6位・大分トリニータの対戦は、思わぬ大差がつく結果となった。17分、森島康仁がFKを直接決める。33分には左クロスを難しい態勢で合わせてネットを揺らすと、後半に入っても森島の躍動は終わらない。PKで加点し、試合終了間際にもネットを揺らして4-0と大勝。

 デカモリシの大フィーバーにより、大分が決勝戦へと駒を進めた。京都は2位の湘南ベルマーレと勝ち点1差の3位でプレーオフに回った形だが、“伏兵”に足をすくわれることになった。

【横浜FC(4位) 0-4 千葉ユナイテッド千葉(5位)】

【得点者】
[千葉]
藤田祥史(35分、58分)
米倉恒貴(53分)
佐藤健太郎(88分)

 4位・横浜FCと5位・ジェフユナイテッド千葉はリーグ戦の勝ち点差が1だった。拮抗した成績を残した両者だが、この準決勝では千葉が圧倒することになった。

 35分、ディフェンスラインの裏に抜け出した藤田祥史がGKをかわして先制点を奪うと、53分にはフィードに抜けた米倉恒貴が落ち着いて決めて2-0。5分後には藤田がこの日2点目を挙げ、終了間際にCKから最後は佐藤健太郎がネットを揺らした。千葉が勝負強さを見せ、横浜FCを破った。 J1昇格プレーオフ準決勝激闘史。「生き残り」かける90分。歴史になった「山の神」降臨【編集部フォーカス】 2013年のJ1昇格プレーオフ準決勝でPKを決めたドウグラス【写真:Getty Images】 2013年、両ゲームともドロー。年間上位が勝ち抜け【京都サンガF.C.(3位) 0-0 V・ファーレン長崎(6位)】

 4年ぶりのJ1昇格を目指した京都は前シーズンもプレーオフに進出したものの、大分に大敗し準決勝で涙を飲んでいる。一方のV・ファーレン長崎はJ2初年度で6位と躍進し、この舞台に臨んだ。

 後半、試合は長崎が猛攻を仕掛ける展開となった。しかし、京都はGKを中心とした堅い守備で対抗しゴールを割らせない。試合はスコアレスドローで終わり、年間3位の京都が決勝進出を果たした。

【徳島ヴォルティス(4位) 1-1 ジェフユナイテッド千葉(5位)】

【得点者】
[徳島]
ドウグラス(37分)
[千葉]
山口智(40分)

 クラブ史上初のJ1昇格を目指す徳島ヴォルティスが千葉と対戦したこの試合。37分にドウグラスがPKを沈め徳島が先制に成功すると、千葉も負けじと反撃。40分、山口智がヘディングでゴールを決め、千葉がすぐさま同点に追いつく。

 J1の舞台に早く戻りたいオリジナル10はシュート数で上回るも追加点は奪えず。試合は1-1のまま終了。年間順位で上回る徳島が千葉を退ける結果となった。 次ページは:2014年、アディショナルタイムに生まれたドラマ 前へ123次へ 1/3ページ

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