土壇場クリアのはずが悲劇の“トンネル”… 伊代表DFの珍プレーに「ありえないミス」「滑稽」 - サッカー魂
土壇場クリアのはずが悲劇の“トンネル”… 伊代表DFの珍プレーに「ありえないミス」「滑稽」
土壇場クリアのはずが悲劇の“トンネル”… 伊代表DFの珍プレーに「ありえないミス」「滑稽」 11/24(金) 17:20配信
ミランの主将ボヌッチにまさかの珍事【写真:Getty Images】 ミランの主将ボヌッチが、ELオーストリア・ウィーン戦で先制点を“演出” ACミランは現地時間23日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)のグループD第5節で、オーストリア・ウィーン(オーストリア)と本拠地で対戦し、ポルトガル代表FWアンドレ・シウバの2ゴールなどで5-1と大勝した。これで3勝2分としたミランは1試合を残して決勝トーナメント進出を決めたが、前半21分に喫した先制点のシーンが珍事として話題を呼んでいる。
【動画】決死のスライディングクリアのはずが、ボールは股下をスルリ… ボヌッチが犯した「度肝を抜く大失敗」の瞬間
“悲劇の主人公”となったのは、今季ユベントスからミランに移籍した主将のイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチだ。
オーストリア・ウィーンのFWクリストフ・モンシャインが、ミランの最終ラインを突破し右サイドからペナルティーエリアに近づく。するとモンシャインは飛び出してきたミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマを“裏街道”でぶち抜きエリア内に侵入すると、無人のゴールに向かって右30度付近からシュートを放った。
この瞬間、モンシャインは丁寧にコースを狙ったことが災いしたのか、右足のインサイドから放たれたボールはやや力のないグラウンダーのシュートとなってミランゴールに襲いかかる。
このボールに対して、猛然とダッシュしカバーに入ったのがボヌッチだ。間一髪間に合うと、ニアポスト付近で体を投げ出しスライディングをしてブロック……と思われたが、ここでにわかに信じられないようなことが起きる。右膝を曲げ、左脚を伸ばしてボールを捉えようとしたボヌッチだったが、少し勢いがつきすぎてしまったのか、伸ばした左足でヒットできず、ボールは両脚の間のわずかな隙間をスルリ。コロコロと転がるボールが無情にもゴールラインを越えて先制点を献上した。得点が決まった瞬間、クリアできなかったボヌッチはもちろん、ドンナルンマらチームメイトも立ち尽くすしかなかった。 各国メディアが判断ミスを酷評 この珍プレーを、欧州各国メディアも一斉に報道した。地元のイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、ミランが5-1と大勝したことを伝えた記事内で、先制点を奪われた動画を添えて「ボヌッチ、あなたは何をしていますか? 信じられないほどのエラー」と紹介。フランス紙「レキップ」も「ありえないミス」、ベルギー紙「Het Nieuwsblad」も「ボヌッチは完全に間違って判断し、ボールをゴールに消滅させた」と、イタリア代表DFの判断ミスを酷評している。
なお、ボールは両脚の間を完全に通過したと判断され、UEFAの公式記録ではモンシャインの得点となっているが、英紙「ザ・サン」が「ボヌッチの悲惨なオウンゴール」と速報すれば、衛星放送「beINスポーツ」も「滑稽なオウンゴール」と表現。さらに「度肝を抜くような大失敗で、プロサッカーではほとんど見られない」と、世紀の珍プレーになったと伝えていた。 フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
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