古巣エバートン新監督にモイーズ氏“立候補” 「私は優秀なコーチで、優秀な万能派」 - サッカー魂
古巣エバートン新監督にモイーズ氏“立候補” 「私は優秀なコーチで、優秀な万能派」
古巣エバートン新監督にモイーズ氏“立候補” 「私は優秀なコーチで、優秀な万能派」 11/5(日) 22:04配信
モイーズ氏が、2002年から13年まで長期政権を築いたエバートン復帰に立候補している【写真:Getty Images】 今年5月に解任されるも監督業に興味「私が本職に戻るまでに長くはかからないだろう」 サンダーランド元監督で現在フリーのデイビッド・モイーズ氏が、2002年から13年まで長期政権を築いたエバートン復帰に立候補している。衛星放送「ビーイン・スポーツ」が報じた。
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モイーズ監督はクロスとロングボールを多用する戦術でエバートンを11年間率い、プレミアリーグで存在感を示した。13-14シーズンには名将サー・アレックス・ファーガソンの後任としてマンチェスター・ユナイテッドで指揮を執った。
しかし、現ドルトムントのMF香川真司やイングランド代表FWウェイン・ルーニーらを擁するタレント軍団を任されたが、古き良き時代の“イングランドサッカー”が全くはまらず。シーズン途中に解任されたことが、キャリア転落の引き金となった。
2015年11月にレアル・ソシエダ、2017年5月にサンダーランドを成績不振で解任され、現在は解説者を務めているモイーズ氏は、正監督不在の古巣エバートンの状況に鋭い視線を送っている。
「エバートン? もちろん私はイエスと言わざるを得ないだろう。しかし、他の仕事もあるが、私が本職に戻るまでにはそこまで長くかからないだろう」 11年間過ごした古巣を「愛しているんだ」 モイーズ氏はロベルト・クーマン前監督の解任で、デイビッド・アンズワース暫定監督が率いているエバートンの次期監督に“立候補”した。
「仕事の話が浮上すれば、興味を持つだろう。だが、他にも興味深い仕事はある。ビルは最高の会長の一人だ。エバートンの監督になる人間は、信じられないほどサポートしてくれる本当に最高の会長と仕事をすることになる。あそこでは11年間の思い出がある。愛しているんだ」
エバートンのビル・ケンライト会長の仕事ぶりを絶賛したモイーズ監督は、“復帰”の選択肢について二人の名将を例に挙げている。
「古巣への復帰は常に正解ではないこともあるが、ジョゼ・モウリーニョもチェルシーに復帰してリーグ優勝した。ユップ・ハインケスだってバイエルン・ミュンヘンに戻ったんだ。私は優秀なコーチで、優秀な万能派でもある。フットボールの世界では、様々な困難をくぐり抜けなければいけないんだ」
マンチェスター・ユナイテッドを率いる優勝請負人モウリーニョ監督、そしてバイエルンで2012-13シーズンにドイツのクラブ史上初の三冠を達成し、今季三度目の就任を果たしたハインケス監督に自身を重ねる口調だったモイーズ氏。心はすでにグディソン・パークに舞い戻っているようだ。 フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
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