【Ｗ杯アジア最終予選】ＵＡＥの揺さぶりにハリルＪピ - サッカー魂

【Ｗ杯アジア最終予選】ＵＡＥの揺さぶりにハリルＪピ

【Ｗ杯アジア最終予選】ＵＡＥの揺さぶりにハリルＪピリピリ東スポWeb 12/6(火) 16:45配信ツイートシェアする

緊張感を高めているハリルホジッチ監督　これも“アウェーの洗礼”なのか。来年３月２３日に敵地で戦うロシアＷ杯アジア最終予選ＵＡＥ戦に向けハリルジャパンが緊張感を高めている。

　未定となっている同戦開催地については、ＵＡＥがこの最終予選でホームに設定するアブダビに加えて、ドバイが有力候補に挙がっていた。だが「ＵＡＥ側から連絡があり、アルアインで開催する可能性も出てきた」と日本サッカー協会関係者。突如として第３候補が急浮上してきたのだ。

　アルアインでの開催が決まれば日本にとって不利だ。アブダビやドバイは日本から直行便があるものの、アルアインとなると、さらに移動の負担が大きくなる。また海に面したアブダビやドバイは比較的湿潤な気候だが、内陸の砂漠地帯にあるアルアインは寒暖差が激しく日本にとってはより不慣れな環境となる。

　敵国が仕掛けてきた揺さぶりとも受け取れるため、代表チーム側もいつも以上にピリピリ感を漂わせた。というのもＵＡＥでは“アクシデント”が多いからだ。１９９３年５月の米国Ｗ杯アジア１次予選ＵＡＥラウンドでは日本の練習場にくぎがまかれていたり、２００４年３月のアテネ五輪アジア最終予選ＵＡＥラウンドでは選手が原因不明の集団下痢に見舞われた。

　当時の代表スタッフは「アウェーでは何かしらのトラブルが起きるものだけど、ＵＡＥは多いかも。チームとしても水を飲むときにペットボトルのふたの確認とか選手に注意喚起している。何があってもイライラしない、動じないように準備しないといけない。これも含めてアジア予選ですよ」と話した。

　今回の最終予選では日本が初戦にホームで“誤審騒動”もあって敗れた因縁の相手でもあり、日本協会の警戒は最高レベルに。２０１７年のスタートは、いきなり厳しい戦いとなりそうだ。

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