ハリル監督困った…霜田技術委員が辞任 本音で付き合 - サッカー魂
ハリル監督困った…霜田技術委員が辞任 本音で付き合
ハリル監督困った…霜田技術委員が辞任 本音で付き合える理解者失う サンケイスポーツ 11/19(土) 7:00配信 ツイートシェアする
15日のサウジアラビア戦に勝利後、霜田氏(左)は会心の笑みでハリルホジッチ監督と抱き合った(写真:サンケイスポーツ) 日本サッカー協会の霜田正浩技術委員(49)が18日、東京・文京区のJFAハウスで、今年限りで退任し協会から離れることを明らかにした。同氏はバヒド・ハリルホジッチ現監督(64)まで、3代続けて日本代表監督の招請に尽力。今年3月にはナショナルチームダイレクター(ND)の職に就いていた。指揮官とは通訳を介さず本音で付き合える人物だっただけに、ハリルホジッチ監督にとっては痛手となる。
ハリルホジッチ監督の理解者が、協会を去ることになった。霜田氏は15日に行われたW杯アジア最終予選B組サウジアラビア戦(○2−1、埼玉)の勝利を見届けた。その後、ハリルホジッチ監督と田嶋幸三会長(58)に辞意を伝え、17日までに了承された。
「監督には『何をいっているんだ!!』と最初は怒られたが、最後はプロとしての決断を尊重し、理解してくれた」
この日、霜田氏は自らの口で明かした。指揮官へ辞意を伝える際には、監督の自宅でワインを飲み交わしながら、最後はハグしたという。
霜田氏は、英語、ポルトガル語、フランス語に堪能。U−23(23歳以下)代表がリオデジャネイロ五輪に向けた強化で3月にポルトガル遠征を行った際には、急きょ名門・スポルティングとの練習試合を実現した。五輪直前にはネイマールを擁するブラジル代表との強化試合のマッチメークにも成功した。
海外との交渉を得意とし、渉外業務を一手に引き受けていた霜田氏だったが、今年1月に行われた会長選で原博実専務理事(58)が、当時副会長だった田嶋氏に敗れた。3月に発足した新体制で西野朗氏(61)が技術委員長に就任、霜田氏は新たに設けられたND職に事実上の降格となっていた。
「組織があるべき姿として、委員長やダイレクターがたくさんいるのは良くないと思っていた」
霜田氏は辞任に至った経緯も説明。今後については、指導者など現場復帰も視野に入れる。ハリルホジッチ監督にとって、よき理解者を失うことの影響は決して小さいものではない。
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