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注目ワード:島風型駆逐艦
島風型駆逐艦(しまかぜがたくちくかん)は1941年に起工された大日本帝国海軍の一等駆逐艦である。しかし、設計が複雑だったことなどから量産はされず、島風1隻のみとなった。
書類上の分類は丙型駆逐艦(へいがた―)。
日本海軍は水雷決戦を目的とする艦隊型駆逐艦の最高峰を目指し、高速・強雷装の駆逐艦として本型を建造した。
本型の登場まで、日本海軍の駆逐艦の速力は大正9年に峯風型駆逐艦の島風が打ち立てた40.698ノットが最高速度であった。後の駆逐艦は概ね35ノット前後で設計された。早いだけでは戦闘にならないためである。軍縮条約の制約から解かれた昭和12年以降から速力への要求が出てきた。昭和14年には速力40ノットの艦を試験的に造られることになった。すでに、日本海軍のお家芸、水雷の分野においては、陽炎型駆逐艦が要求水準を満たしていたものの、アメリカ海軍が、駆逐艦の速力向上を目指しているという情報もあり、速力をも重視することとなった。