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注目ワード:着床前診断
着床前診断(ちゃくしょうぜんしんだん)とは、受精卵が8細胞前後にまで発生が進んだ段階でその遺伝子や染色体を解析し、将来起こりうる遺伝疾患や流産の可能性を診断すること、ないしその技術である。遺伝子解析により遺伝子が特定されている遺伝病や、染色体異常等を発見することができる。受精卵診断と呼ばれることもある。
世界で最初の着床前診断は1990年に英国で『ネイチャー』誌に公表された。これは性別判定によって伴性遺伝疾患を回避する目的で実施された。現在では、遺伝疾患回避の目的で実施される着床前診断は性別判定ではなく遺伝子の変異そのものを調べる事が多い。
他方、着床前診断によって、染色体異常を原因とする流産の回避が可能であることも判明し、世界的には流産予防を目的とする着床前診断も多数実施されている。