
オリジナル画像サイズ
[横1280x縦1819]
[掲載サイト:https://nuki-doko...]
※機種によってはサンプル画像が表示されない場合があります。
注目ワード:雪女
雪女(ゆきおんな)は、雪の妖怪。「ユキオナゴ」、「ユキジョロウ(雪女郎)」、「ユキアネサ」とも呼ばれる。「ツララオンナ」、「カネコリムスメ」「シガマニョウボウ」など、つららに結びつけて呼ばれることも多い。
雪女は『宗祇諸国物語』をもとにしたラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の『怪談』「雪女」の様に、美しい女性として語られることが多く、雪の性質からはかなさを連想させ、類人猿の姿をしている雪男とは対照的である。新潟県小千谷地方では、男のところに美しい女が訪ね、女は自ら望んで男の嫁になるが、嫁の嫌がるのを無理にふろに入れると姿がなくなり、男が切り落とした細い氷柱の欠片だけが浮いていたという。山形県上山地方の雪女は、雪の夜に老夫婦のもとを訪ね、囲炉裏の火にあたらせてもらうが、夜更けにまた旅に出ようとするので、翁が娘の手をとって押し止めようとすると、ぞっとするほど冷たい。と、見る間に娘は雪煙となって、煙出しから出ていったという。また、姑獲鳥との接点も持っており、吹雪の晩に子供を抱いて立ち、通る人間に子を抱いてくれと頼む話が伝えられる。その子を抱くと、(子泣き爺の様に)子がどんどん重くなり、人は雪に埋もれて凍死するという。頼みを断わると、雪の谷に突き落とされるとも伝えられる。